「目的物が種類、品質又は数量に関して契約の内容に適合しないものであるとき」は、買主が売主に対し対応を求めることができるとされており、これを「契約不適合責任」と呼んでいます。特に、目的物が不動産のような高額な対価を伴うこと・・・
「不動産法律コラム」の記事一覧(2 / 17ページ目)
賃料不払いと占有移転禁止仮処分
アパートなどの賃貸物件で賃料不払いが発生した場合、占有移転禁止仮処分という法的な手続きをとることがあります。占有移転禁止仮処分とは何なのか、この手続きを行う意味、どのような場合にこの手続を行うのかについて考えてみました。・・・
マンションの管理に関する近時の裁判例について その3
マンション管理組合は、法律上、建物そのもののみならず、その敷地についても管理を行う存在として定められています。したがって、敷地の管理不足により第三者に損害を与えた場合、同第三者との間でマンション管理組合が法的紛争関係にな・・・
中古で買った建物の傾斜、売主の責任を問える?
中古住宅を購入する際、日当たりなどの状態はすぐに見て分かるものですが、傾斜、つまり傾いている建物であるということは一見して分かりにくいものです。中古の建物の場合、建物自体には一定程度の経年劣化等があることが当然の前提にな・・・
占有者が分からない場合の対処法
賃貸しているマンションやアパート、戸建てに、見知らぬ人物が占拠しているという場合、どのように明け渡しを行えばいいのでしょうか。 今回は、さいたま市大宮区で30年以上の歴史を持ち、不動産に関する法律相談に注力し、また「不動・・・