紛争の内容
依頼者が所有し居住している建物に、依頼者の子(成人)が同居を開始する。しかし、同居から半年程度で、子が依頼者に暴力を振るい、依頼者は上記建物から避難した。依頼者から事件を受任。

交渉・調停・訴訟などの経過
依頼者の代理人として、子に対して、建物明渡しを求める通知を発送したが、受領されなかった。そのため、依頼者を原告、子を被告とする、建物明渡請求訴訟を提起した。

本事例の結末
被告が出廷しなかったため、建物明渡しを認める判決が下された。

本事例に学ぶこと
元々暴力を振るわれる等のトラブルがあった事案であるが、代理人を立てることでトラブルもなく事件の解決に至ることができた。

弁護士 森田 茂夫